2010-04-30

AOD250 Bk83 を Br18 にして すのこタン。に乗っけてみた

もうお金かけないぞっ!」と言ってから二ヶ月…我慢できませんでした、今月始めから断続的にパーツを買い込み、またこのおもちゃにお金をかけてしまいました。

AOD 250 Br18

今回は Acer Aspire One D250 AOD 250 Bk83AOD 250 Br18 に換えました。というか、つまり、本体そのものを買い増ししました…。

AOD 250 後期モデル Bx18 は初期モデル Bx83 と比べて、ハードウェアのスペックはほぼそのままで、液晶パネルが 1280×720 に、バッテリーが 3セルから 6セルとなり、標準の OS が Windows XP Home Edition から Windows 7 Starter になったものです。

AOD250 Bk83   Br18
AOD250 Bk83 & Br18
家の物置部屋で見苦しいけど毒男は写り込んでないはず…

液晶パネルの大きさは 10.1インチで同じです。黒と赤は、キーボード・タッチパネルまわりがしわしわ加工(?)なのも一緒です。無線 LAN の切り替えスイッチは Br18 のほうが使い易い形状になっていました。

すのこタン。

すのこタン。

仕事に使えるマシンじゃないのでオフィスではまず使いませんが、電源入れとくだけでも、特に Crystal HD のところがぬくもりたっぷりになるので、オフィス用のすのこタン。も買いました。 AOA150 / AOD250 は A4 でも Mobile でもなく素のすのこタン。がぴったりフィットします。

SDHC で ReadyBoost

SDHC を使った ReadyBoost、これまで Bk83 で SDHC Class 6 8GB を使っていて、Br18 の試運転の間はナシ、その後 SDHC Class 10 8GB を刺してみました。
なんでこんなことしたかと言うと、SDHC で ReadyBoost しても快適さは実はさほど変わらんよね、というのを実感したくて。(´・ω・`)

CrystalMark HDD SDHC C10

ベンチマークはこんな感じ。

体感速度向上に必要と言われているランダム 4KB リードは、さすがに HDD よりかは速いけど、といった程度。この SDHC は上海問屋のオリジナルの Class 10 のやつで、いちおうカタログ記載通りの速度が出ているようです。…つまりカードリーダーがへぼくってパフォーマンスが出ないというわけではない。

USB メモリーが使えれば、頭抜けてこの二倍以上の速度にはなると思います。物理的にでっぱると持ち運びに邪魔なので使いませんけどね。

さて、前回の SDHC で ReadyBoost した記事には、どれくらいパフォーマンスが向上するのかという情報を求めて読みにきてくれた人が多かったです。なので今回、どんな感じかをしっかり書こうと思いました。

…が。やっぱ分かんないね、これ、気のせいだよ。(ノ∀`)

ま、せっかく買ったので、特別パフォーマンスの向上がなくても、どこかでパフォーマンスが落ちないという方向で意味があるかも知れないから、ReadyBoost いれたままにしてみます。

前にやったことぜんぶ

そんなわけで、これまで Bk83 に施したものをすべて Br18 にやってみた。

Windows 7 入れ替えて、バッテリー 3セルに交換して、現状文句無しのおもちゃになったと思います。:)

AOD 250 Br18

Aspire One は後継機がいくつか出ていますけれど、個人的には食指が動きません。751 も 532h も 532G もいまいち。あんまり高望みするようだと、ちゃんとしたの買ったほうが良いし、けど買っても別に使うわけではないし… D250 くらいのおもちゃが遊びにちょうど良い感じです。

つーことで、次は SSD 160GB 以上のがお値頃になったら載せ替えます。
たぶん(・∀・)

参考

2010-04-20

Emacs 23.1.96 pretest

NTEmacs 23.1.96

Emacs 23.2 リリースへ向けた 7回目の pretest、Emacs 23.1.96 が出ました。

今回は Windows の NTEmacs のビルドに問題は無さそう。

時間がないのでじっくり見ていませんが、ざっとログを流したところ、ドキュメントの追加・修正がほとんどのようです。リリースに向けてきちんとドキュメントを整備していくのって素晴しい@尊敬

新たなリリースブロックがなく順調にいけば、次が最後の pretest で Emacs 23.2 のリリース候補となるそうです。

追記@Wed Apr 21 09:33:28 2010

23.1.96 の Windows 用バイナリーが公開されました。

2010-04-18

libXpm, libjpeg, libpng

Windows の Emacs (NTEmacs) のイメージサポートに必要な DLL を作る。

現実逃避メモ。

libXpm

#
# XPM
#

$ cd ~/src/
$ wget http://alpha.gnu.org/gnu/emacs/pretest/windows/libxpm-3.5.7-w32-src.zip
$ unzip libxpm-3.5.7-w32-src.zip
$ cd libXpm-3.5.7/src

# MinGW で
$ make
$ cp -pf libXpm.dll /c/emacs/23/bin

# 後始末
$ rm -f *.{dll,o}

または、

$ wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/windows/libxpm-3.5.8-w32-src.zip
$ mkdir libXpm-3.5.8
$ cd libXpm-3.5.8
$ unzip ../libxpm-3.5.8-w32-src.zip
$ cd src
$ rm -f *.{dll,o}

# MinGW で
$ make

# 後始末
$ rm -f *.{dll,o}

この libxpm-3.5.8-w32-src.zip はたまたま置いてあるだけかも。バイナリもはいってるし。

libjpeg

#
# JPEG
#
# Independent JPEG Group
# http://www.ijg.org/
#

$ wget http://www.ijg.org/files/jpegsrc.v8a.tar.gz
$ tar xzf jpegsrc.v8a.tar.gz
$ cd jpeg-8a/

# MinGW で
$ ./configure CFLAGS="-O2 -mno-cygwin -march=native"
$ make
$ cp -pf .libs/libjpeg-8.dll /c/emacs/23/bin/libjpeg.dll

# 後始末
$ make distclean

zlib

オフィシャルバイナリありがたや。

#
# zlib
#
# zlib Home Site
# http://www.zlib.net/
#

$ wget http://zlib.net/zlib124-dll.zip
$ unzip zlib124-dll.zip
$ cp -pf zlib-1.2.4/zlib1.dll /cygdrive/c/emacs/23/bin

追記@Fri May 14 02:13:19 2010
その後やっぱり自分で作ってみた。

libpng

#
#PNG
#
# libpng Home Page
# http://www.libpng.org/pub/png/libpng.html
#
$ wget ftp://ftp.simplesystems.org/pub/libpng/png/src/libpng-1.4.1.tar.gz
$ tar xzf libpng-1.4.1.tar.gz
$ cd libpng-1.4.1
$ mkdir include
$ cp png.h pngconf.h include/

# MinGW で
$ cp scripts/makefile.mingw Makefile
$ make CFLAGS="-Ic:/Users/yu-ji/home/src/zlib-1.2.4"
$ cp -pf libpng14.dll /c/emacs/23/bin/libpng.dll

# 後始末
$ make clean

giflib

息抜きに…じゃ済まなさそうなので、またいずれ。

libtiff

#
# TIFF
#
# LibTIFF - TIFF Library and Utilities
# http://www.remotesensing.org/libtiff/

$ wget http://download.osgeo.org/libtiff/tiff-3.9.2.tar.gz
$ tar xzf tiff-3.9.2.tar.gz
$ cd tiff-3.9.2

# MinGW で
$ ./configure CFLAGS="-O2 -mno-cygwin -march=native" \
 --with-zlib-include-dir=c:/Users/yu-ji/home/src/zlib-1.2.4 \
 --with-zlib-lib-dir=c:/Users/yu-ji/home/src/zlib-1.2.4 \
 --with-jpeg-include-dir=c:/Users/yu-ji/home/src/jpeg-8a \
 --with-jpeg-lib-dir=c:/Users/yu-ji/home/src/jpeg-8a
$ make
# 途中でこけるけど
$ cp -pf libtiff/.libs/libtiff-3.dll /c/emacs/23/bin/libtiff.dll

# やっぱダメ

DLL できたけど、なんか変。なのでまたこんど。

configure.bat

emacs/nt/configure.bat

configure.bat --with-gcc --no-cygwin --no-debug --prefix=C:/emacs/23 \
 --cflags -Ic:/Users/yu-ji/home/src/libXpm-3.5.8/include \
 --cflags -Ic:/Users/yu-ji/home/src/libXpm-3.5.8/src \
 --cflags -Ic:/Users/yu-ji/home/src/jpeg-8a \
 --cflags -Ic:/Users/yu-ji/home/src/zlib-1.2.4 \
 --cflags -Ic:/Users/yu-ji/home/src/libpng-1.4.1/include \
 --without-gif --without-tiff

目的

後先ですが…、セキュリティ絡みの修正がでても更新されない gnuwin32 の DLL を卒業したいと思った。

さっと息抜きに済ませるはずが、giflib が手強くって、gnuwin32 からソース落として patch を眺めたところで諦めた。libtiff も時間のあるときに延期。

gnuwin32 が更新されたら何も心配しないで済むんですが…。

2010-04-16

ActivePerl 5.12.0 build 1200

ActiveState の ActivePerl 5.12.0 build 1200 がリリースされていました。

が、まだ PPM リポジトリが絶賛ビルド中であることと、PDK が 5.12 をサポートするのは向こう二ヶ月くらい先になりそうだということで、個人的には次のリリースまで様子見の予定。

2010-04-14

AOD250 + Crystal HD Driver 3.3.0 + Flash 10.1 rc

Crystal HD Driver 3.3.0 と Flash Player 10.1 rc(release candidate) が出ていたので再々レビュー。
ちょっと良くなった!

D250 CrystalHD Flash 1080p

スケールもばらばら、超てきとうな切り貼りキャプチャー。これ、下のほうに書いてある Youtube の Nvidia PureVideo HD 1080p を D250 で再生したところ。前回の Crystal HD Driver 3.1.8 + Flash Player 10.1 beta 3 と比べると、負荷も描画のカクカク度もかなり軽減されています。…まぁ動画として見れたもんじゃないという意味では前と同じ。

AOD250 ではいくら Crystal HD を積んでも、ここらへんが限界なのかなぁ。通常の動画再生ならフル HD でもぬるぬるなので、もうちょっと頑張って欲しいけれど。

H.264 720p くらいの Youtube、ニコ動なら CPU 負荷 40% 前後、映像もスムースで綺麗でした。ニコ動の弾幕も平気な感じ。

Acer Aspire One AOD250, 2GB Memory, Windows 7 x86, Broadcom Crystal HD BCM970012 Driver 3.3.0, Adobe Flash Player 10.1 rc Plugin, Firefox 3.6.3

ついでに、デスクトップの GT 240 + NVIDIA DRIVERS 197.45 WHQL も Flash 10.1 サポートがはいったので試してみたところ、こっちは楽勝綺麗なスムースさでした。

2010-04-03

Emacs 23.1.95 pretest

NTEmacs 23.1.95

Emacs 23.2 リリースに向けた 6回目の pretest、Emacs 23.1.95 が出ました。前回の 23.1.94 から emacs-23 ブランチです。

pretest 直前 revno 99713 の影響で、Windows では movemail が壊れているため make が通りません。

revno 99713 は movemail の privilege escalation / race condition (CVE-2010-0825) の修正なので、movemail を使っているかた、これまでの Emacs pretest を使っているかたはアップデートが必要です。

tarball からの 23.1.95 pretest を Windows で使うひとは、以下の patch を使ってみてください。emacs-23 ブランチ HEAD では修正されています。

=== modified file 'lib-src/ChangeLog'
--- lib-src/ChangeLog	2010-04-02 15:24:16 +0000
+++ lib-src/ChangeLog	2010-04-03 02:45:22 +0000
@@ -1,3 +1,9 @@
+2010-04-03  Juanma Barranquero  <lekktu@snip>
+
+	Add stubs for Windows, required after CVE-2010-0825 change.
+	* ntlib.c (getgid, getegid, setegid): New stubs.
+	* ntlib.h (getgid, getegid, setegid): Declare them.
+
 2010-04-02  Dan Rosenberg  <dan.j.rosenberg@snip>  (tiny change)
 
 	* movemail.c (main): Check return values of setuid.  Avoid

=== modified file 'lib-src/ntlib.c'
--- lib-src/ntlib.c	2010-01-13 08:35:10 +0000
+++ lib-src/ntlib.c	2010-04-03 02:45:22 +0000
@@ -125,12 +125,30 @@
   return 0;
 }
 
+unsigned
+getgid ()
+{
+  return 0;
+}
+
+unsigned
+getegid ()
+{
+  return 0;
+}
+
 int
 setuid (unsigned uid)
 {
   return 0;
 }
 
+int
+setegid (unsigned gid)
+{
+  return 0;
+}
+
 struct passwd *
 getpwuid (unsigned uid)
 {

=== modified file 'lib-src/ntlib.h'
--- lib-src/ntlib.h	2010-01-13 08:35:10 +0000
+++ lib-src/ntlib.h	2010-04-03 02:45:22 +0000
@@ -36,7 +36,10 @@
 char * getlogin ();
 char * cuserid (char * s);
 unsigned getuid ();
+unsigned getegid ();
+unsigned getgid ();
 int setuid (unsigned uid);
+int setegid (unsigned gid);
 char * getpass (const char * prompt);
 int fchown (int fd, unsigned uid, unsigned gid);
 

23.1.94 pretest では、3/31 に Windows 用のバイナリが公開されました。23.1.95 では上記修正済みのバイナリ公開が期待できるかも?

追記@Tue Apr 06 01:37:50 2010

23.1.95 の Windows 用バイナリが公開されました。